system:無軌道備忘録
ふっと浮かんだあの思い出、出来事、誰かのいった良い言葉を、消える前にあまねく記録するのです。無軌道な感じで。力まずに。

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今年のまとめスレ

2005年は5の倍数だからレベル5デスに気を付けないと皆殺しの挙げ句にツインランサーを盗られかねないと去年の今頃思っていたのも束の間、あっという間に1年経ってしまいました。早いものですね。なんだか学生の時より楽しいことを覚えていることが出来なくなったなあと思って始めたのがこのblogですので、忘れないうちに今年のアレコレを書きとめておきたいと思います。




<食べ物>
外食の多い一年でした。特にお礼をしたいのは俺の営業区内、長岡市鉄工町のラーメン屋「中華めんきち」。おすすめはミソラーメン以外。これだけはダメです。
弟が東京から帰ってきたら殺し屋麺吉offをここで絶対やってやろうと考えています。天誅ラーメン一丁ーッ。


<駄洒落>
blogに載せてた中では「軟禁大虐殺」がいちばんうまくできたと思います。
あと今「行くと死 来ると死」って言うのを思いつきました。


<夢>
悲しいことに今年は目が醒めたときに覚えている夢が激減しました。先日なくしていた学生時の夢日記を見つけ、自分があんまりおもしろい夢をたくさん見ていたのに愕然としました。もとよりこのカテゴリはなくした夢日記の代わりだったので、今後どうなるかはよくわかりませんというかあんまり考えません。学校の夢と色つきの夢が多かったように思います。なんかなげやり。


<ポエム>
叙情詩でもなく、叙事詩でもなく、ネタと照れ隠しの狭間を行ったり来たりするのが「ポエム」です。個人的には書き散らすことで随分心が楽になりました。今年の大賞は西脇順三郎の「橋上」


「橋上」
一の橋にさしかかると
イウー!
ヨーキヒのヒフにもまがう
スン・シャンがやってきた
「めぐりあい」よ君の名は
人生最大の驚嘆のよろこびだ
でも灰皿の話をして別れた


<子育て>
3月の17日に坊主が誕生しました。僕の短い人生の中でもやはりこれは大きな出来事ですよ。涙止まらなかったねー。想像力を持って生きて欲しいという願いを込めて、ここにいない人や場所を思う「偲(しのぶ)」と名付けました。あとジョジョの第4部のラスボス、吉良吉影の奥さんは川尻しのぶっていうんですが、それからも取りました。好きだから。


<ゲーム>
1電源系
下半期はスーパーロボット大戦GC→同OG2→同Jとバンプレストに踊らされっぱなしでしたが、大賞は「東方紅魔郷」です。同人ゲームということで最初は猜疑心バリバリでしたが、作り手に魂を感じました。こういうゲームらしいゲームに出会えて幸せだったと思います。


2非電源系
僕自身はちょっと重めのマネジメント系ゲーム(プエルトリコとかサンクトペテルスブルグ)が大好きなんですが、今年のヒットは「ごきぶりポーカー」でしょう。このシンプルなメカニクス&中毒性はすさまじいです。発狂しますよ。ぜひ一家に一個。


<本とか>
1マンガ
熊倉裕一『King of Bandit JING』終了が本年の最大ショック。いつになるかわかりませんが復活を強く望みます。新連載で特に良いと思ったのはジャンプの『魔神探偵脳噛ネウロ』、モーニングの『へうげもの』、漫画ゴラクの『喰いしん坊!』の3本。甲乙付けがたいですがグランプリは『ネウロ』かな。


2活字もの
読書量が格段に落ちました。坊主の誕生も大きな要因ですが、パスカルの『パンセ』、Mプラーツの『肉体と死と悪魔』、Gペレックの『人生使用法』に非常に時間を取られました。半年くらい読んでたと思います。それでも最後のはまだ3分の1くらいですし。選ぶんなら想像以上におもしろかった谷崎潤一郎の『鍵・瘋癲老人日記』(新潮文庫)かしら。でもなー、冗長なんだよなー。サドの小説みたい。ならサドを読んだ方がとか思うし。


<映像関連>
1アニメ
ひたすらV~Xまでのガンダムと「攻殻機動隊」を借りて観ていたような気がします。正直(僕には)Vガンダムが別世界の面白さ。改めて自分がガンダムファンでなく富野ファンであることを思い知らされました。全部観ていたら「ブレンパワード」が大賞になったような感じもします。


2映画
なんと言ってもイヤな気分にさせられたのは正月に観た乱歩の「盲獣」。最高にダメだったのは「デビルマン」。面白かったのは「真夜中の弥次さん喜多さん」。難しかったのは「気狂いピエロ」。大賞は俺の鑑賞中の涙新記録を叩きだしたティム・バートン「ビッグ・フィッシュ」。坊主を抱きながら観てたんですけど、涙で坊主の服がビショビショに。挙げ句に涙で目を覚ます始末。


3美術
美術展の図版を眺めることも少なくなりました。足を運んだ美術展は新潟の万代島美術館でやった「ユートピアを探しに」だけでしたが、これは素晴らしかった。今までのベストかもしれません。谷川渥の講演もばっちり聴きましたし、ピラネージの版画がこれでもかと出ていたのも蝶グッド。同者の「ローマ市復元地図」は今年のベスト作品。


<四方山>
坊主が生まれた直後、嫁が病院のベッドで「暇だなー」と言いました。
僕はその時パスカルの『パンセ』を読んでいたので表紙を見せながら


パスカル

俺「あらいぐまパスカル」


と言いました。







嫁は爆笑して縫ったばかりの傷口から出血。お医者様から絶対安静を言い渡された次第。


一方加害者の俺は「漫画かよ!」と思ったという。






そんなこんなの2005年でした。今年もいろんな人に会って、楽しい気分にさせてもらったり、勉強させてもらったりしました。俺が知ってる人すべてにありがとうございますと言わせて下さい。
来年は坊主の世話と仕事と日本美術史について色々頑張りたいなあと思います。それでは、良いお年を。






<備忘録>
あまりにも小さなことで人は傷つくので
あまりにも小さなことが人を慰める
-ブーレーズ・パスカル『パンセ』-
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【2005/12/31 23:57】 四方山 | トラックバック(0) | コメント(2) |

ノーブル サクリファイス

嫁「年のいった腐女子のことを奇腐人(きふじん)と呼ぶのはどうだろう」




どうあれその漢字の固まりはすごいインパクトだと思います。

全部で2時間

<ぼくのかんがえた八卦ロボ


・歯のサンスター
-全身エナメル質で超固い。弱点はミュータント菌。


・瓜のハロウィン
-必殺技は「ドラッグイーター」「かぼちゃうぉーず」。よって普通に強い。


・主のクライスト
-あんまり言うとアレげなんでノーコメント。


・香のアロマセラピィー
-「ピィー」部分を気にしており、突っ込むと怒る。


・昼のみのエロス
-もうね、これはね、いろんな意味でね。


・豚のポークトン
-「ポーク?何で教えてくれなかったんだよ?」


・朝のハムエッグ
-プロトンサンダー(電子レンジ)で作ろうとして大惨事に。


・天のダンガイオー…もういいだろこれで。




<だめ押しにもう一個>
烈メイオウと烈カイオウって一文字違いだね。
【2005/12/30 18:24】 四方山 | トラックバック(0) | コメント(0) |

居直り

遊びは文化 だから?

ダブル・リバイバル

カキオの野郎がボンボンがえらいことになってる的な日記を書いていたので久々にチェックしてみることにしました。


見た目とか、にわのまこととか、色々あるんですけど個人的には「海の大陸NOA」がしれっと復活していたのが今年の10大ニュースにランクインしました。






<備忘録>
「だいたい『手術』って言いにくいしさー
 これからは『手術』のことを『カトリーヌ』と呼ぼう!」
「じゃ先生カトリーヌはじめまーす。」
-じゅきあきら『海の大陸NOA』-
【2005/12/25 23:19】 本とか | トラックバック(0) | コメント(1) |

ファンタージェン(違う)

「ゲド戦記」がジブリでアニメ化されるらしいですね。
ハリーポッターが火付け役になったここ数年のファンタジーブームですが、「これだけは映像化されないだろう」と思っていた作品でした。まあ、逆に言うと布教活動をした作品でもあるんですが。


というわけで以下「ゲド戦記」について触れますが、内容について派手にブチあげてる箇所がありますので、アニメが楽しみな人や、これから原作を読もうとしている人は気を付けたり他のもっと愉快なホームページなどを見たりしてくださいね。




<こんな本です>
「真の名前」を知ることで、「太古の言葉」が魔法っぽい力を発揮する「アースシー」という世界のファンタジーもの。作者はアースラ・K・ル=グウィン。カッコいい名前ですが女性です。全5巻+外伝で、書き始め(1968)から完結(2004)まで36年もかかっています。もっとも、三巻で終わりのはずが間をおいて随分続編を出しているので実はまだ終わってないのかもしれません。


さて、肝心の内容についてですが、特筆すべきはその渋い展開です。戦闘シーンとか存在しません。さらに折角ある魔法ですが使うシーンもあまり出てきません。「無駄に魔法を使うのはよくない」とギルドで決められているせいで、作中で使われる魔法の7割くらいは「船を進める為に風を吹かす」魔法です。
アニメ化の際はこの原作の(悪い意味でなく)ペッタリ感がどうなるのか非常に気になります。




<各巻の見所と雑感>
とはいえこれだけ述べただけでは「映像化されない」という予感に疑問を持たれるでしょう。
正確に言えば、「一巻と三巻は映像化されるかもしれない」と思っていました。問題はその他の巻です。
それでは各巻の簡単で尚かつ俺視点のあらすじを以下に。


一巻:影との戦い
すばらしい魔法の才能があった少年ハイタカ(真名ゲド)はついやんちゃしちゃって「影」を呼び出してしまい、酷い目に遭います。常に後を付け回す「影」におっかなびっくりしながらなんとかします。余談ですがゲドの飼ってるペットが「オタク」っていうのプチうける。


二巻:こわれた腕輪
二つ合わさったときに世界平和をもたらすらしい「エレス・アクベの腕輪」をゲットする為「アチュアンの墓所」に潜入するゲド。が、この巻の主人公はテナーという少女(巫女さんという設定です)で、ゲドは最初っから最後まで罠にかかって死にそうな脇役です。


三巻:さいはての島へ
世界を統べる「王」候補のアレン君(後にレバンネン王)と一緒に永遠の命を得ようと企む魔法使いをやっつけ、生死の境界の扉を頑張って閉じてゲドは魔法の力をすべて失います。ちなみにこの巻でゲドはもうジジイになってます。


四巻:帰還
後述。


五巻:アースシーの風
三年前くらいに読んだんですが、まるで思い出せません。ググって正しいあらすじとかも読んだんですが、やっぱり思い出せませんでした。すいません。


外伝:ゲド戦記外伝
読んでません。母上様をせっついて買わせたいと思います。(というのもうちにあるシリーズは全部母上様のものだからです)




<「帰還」について>
さてさて、全くの個人的主観且つ嗜好になりますが、この巻は見所満載です。
三巻で魔法の力をすべて使い果たしたゲドはもう本当にただのジジイになってしまいました(推定60歳くらい)。最初こそ世界を救った満足感があったゲドですが、時間がたつにつれ自分があまりにただのジジイであるのにがっかりしてきます。いじけながら余生を過ごそうと故郷に帰ったゲドは二巻で助けた少女、テナーと再会します。当時は巫女で少女だなんてファンタジー万歳だの彼女でしたが、「普通に生きたい」という思いから普通の農夫と結婚し二子をもうけ(しかも息子は相当ダメ息子)、長年の畑仕事で手は荒れ、がっつり太ったおばちゃんになっての登場です。
夫に先立たれ、あとは畑を守りながら孫と戯れて死んで行くんだわと考えてる元巫女と、わしにゃあもう何にもないしあとは死んでいくだけじゃあと考えてる元最強魔法使いはある日、両親やその取り巻きに虐待&陵辱された少女テハヌーを助けます。で、なにやら陰謀めいた事件に巻き込まれてしまった模様。
クライマックスにザ・戦力外通告ズは夜襲を受けます。どうするおばちゃん、どうするゲド。しかたないのでゲドは熊手を持って戦いました。あとの二人のいろんな活躍もあり刺客をなんとか撃退、ゲドも人を一人ブチ殺しました。熊手で。
死線もくぐり抜け、一段落した二人はなんだかいい感じになります。


「ねえ、ゲド、わたしはどっちのベッドに寝たらいいかしら。」テナーはきいた。ゲドは深呼吸をひとつして、低い声で答えた。「よかったら、わたしのほうに。」


ゲドは60歳(推定)で童貞を喪失します。間違いなく「ゲド戦記」最大のショッキングシーンです。その後一悶着ありますが、事態はおおむね解決し、みんなで暮らすことになるのでした。




以上が(酷くひが目の)「帰還」のおおよそのあらすじです。
全体に満ちているあまりにもあまりな生活感は作者の意図したところでしょうが、ファンタジー作品だと言うことをすっかり忘れさせてくれます。フェミニズム問題に触れるあまりにディテールに違和感を感じるとか作中「セックス」という単語が出てくる児童文学ってどうなのとかファンの間でも評価の分かれる巻のようです。僕はといえば件のシーンで「うおお」とか「あああ」とかひたすら呻きっぱなしでしたが、個人的にはこういう笑いたいような泣きたいようなアンビヴァレントが感動することだと思っています。僕のこの定義に置いてですが、非常に大きな感動を与えてくれた作品です。




と、まあこんな感じですから正直映像化されるのは最初の巻だけだと思います。四巻の話ばかりしてしまいましたが、一巻が僕に合わないとか言うことはありません。はじめに(貧弱なボキャブラリで)述べたようにとても「渋い」展開です。ロープレっぽいの=ファンタジーという訳では決して無いわけで、百万点ファイアーボールとか印象迷彩とか無くっても立派なファンタジーが紡げることの証明ですよね。むしろそういう要素を取っ払った上でこれだけのテーマ提起とその回答を織り出そうとする姿勢はすばらしいことだと思います。


なんか話が堅苦しくなってきたのでそろそろやめます。
ただ、咀嚼しなければならないシーンがたくさんあるところをどうわかりやすくするかがジブリさんの腕の見せ所かと。個人的にはカラスノエンドウとのシーンを期待します。おわり。






<備忘録>
もしも東海域に来るようなことがあったら、おれんとこに必ず寄ってくれ。
もし用があったら、いつでも呼びによこしてくれ。おれの名を言ってな。
おれの名はエスタリオルだ。
-『影との戦い』-
【2005/12/20 02:13】 本とか | トラックバック(0) | コメント(1) |

カンバセーション あるいは 小説

A「虹色ひつじを散弾銃で撃て!
  流れる血は勿論七色。
  ああ、なんてスペクタクル!」


B「…スペクトルでなくて?」
【2005/12/19 22:51】 ポエム | トラックバック(0) | コメント(0) |

接続詞的な用法

それにつけてもおやつはガール(少女)

一期一会

道を歩いていたら小学生とすれ違いました。
すれ違ってたときにだけ聞こえた会話。




「地獄にいくとさ、目とか取られるじゃん、そういうときはガムを噛んでればいいんだ。 なんでかっていうとさ…」






つづき超気になるんですけど。
【2005/12/01 22:45】 四方山 | トラックバック(0) | コメント(0) |

PROFILE

アサヒダ
  • Author:アサヒダ
  • 29さい。男。
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